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岐阜県、御嶽山と焼岳、登山届の義務化を条例化検討 [時事ジャーナル]

岐阜県は、御嶽山の噴火の問題から、御嶽山、焼岳に関して、登山届提出の
義務化に向けた方針のようです。(12月に議会に改正案を議会に提出。)


 北アルプスの登山届提出の義務化はすでに制定されており、ここでは、
新たに御嶽山、焼岳の二つの火山が入るようです。


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http://huwaku3028.com



登山届の必要な範囲

 登山届提出義務のある範囲は、御嶽山火口から半径4キロ、焼岳火口から
2キロの範囲のようです。
さらに罰金もあり、火口から半径1キロ範囲に無届で入山すると、
5万円の罰金を科されるようです。


ちなみに、昨年岐阜県での山岳遭難件数は93件で、そのうちの65%が
登山届未提出であったようです。




御嶽山の突然の噴火による犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
この噴火は、あまりにも衝撃的でした。噴火したタイミングが、
あと2~3時間違っていれば、ここまでの犠牲がでなかっただろうと感じます。
登山をしたことのある人なら分かると思いますが、山の気候は変わりやすく、
午後は特に変化が激しい。だから、15時ごろまでには、下山もしくは
宿営地まで到着する計画を立てるのが基本だろう。
そうなると、御嶽山のような3000メータークラスの山岳では、
11~12時くらいには山頂に到着する計画を立てるだろう。
もっと早い時間に到着かもしれません。
だから、噴火時間が11時 52分ごろと言われているので、ほとんどの登山者が
山頂近辺にいた時間帯だったということです。
あまりにも過酷な運命の悪戯なのか分かりませんが、本当に気の毒です。




今も、中高年を中心に登山ブームに沸いているようです。
日本には、火山噴火予知連絡会によって選定された47の火山があります。

47火山.jpg
(気象庁ホームページより)


私も登山経験者として思うことが、遭難の危険性は誰にでもあるということです。
どんなに健康な人でも、登山経験者でも、3000メーターの山に登って、
そこで骨折したりする可能性はあります。
そうなると、救助が必要になり、救助ヘリコプターも要請する場合があります。
どんな経験者でも、その可能性は十分にあるのです。
(経験者でも骨折でヘリ要請された方も知っています。)

言い古されたことかもしれませんが、中高年の登山ブームであるからこそ、
登山の楽しさと、登山のリスクをしっかりと考えて、
決して甘くみないで行動することです。

登山届の提出。しっかりとした登山計画。適切な登山装備。準備と訓練など、
これらの一つでも甘くみれば、誰にでも遭難というリスクがあることを
考えるべきではないでしょうか。
みんなが楽しく、幸せに過ごしたいですね。






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